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20代、止まらない汗 | 仁川 多汗症
ブログ 2025年9月6日

20代、止まらない汗 | 仁川 多汗症

崔然昇
崔然昇
代表院長

20代、止まらない汗。もしかして、私の体の「CPU」がオーバーヒートしているのでしょうか?

もし私たちの体が精巧なコンピューターだとしたら、多汗症は冷却ファンの性能ではなく、「CPUのオーバーヒート」の問題と捉えるべきです。

どんなに高性能な冷却ファン(汗腺抑制)を取り付けても、

肝心のCPU(私たちの体の調節システム)が熱を帯び続けるなら、問題は解決しないのと同じことです。

[CASE] ある20代デザイナーの記録

私が診察室でお会いする20代の患者さんは、しばしばこのような悩みを打ち明けます。

特に、クライアントの前でプレゼンテーションを行うたびに、手から汗が流れ出て資料が濡れるのではないかと気が気でなかったという、あるデザイナーの方の話が印象に残っています。

「握手をしなければならない場面では、手を見られたくなくて、つい服でそっと拭いてしまいます。

このような自分の姿に、多汗症ストレスがさらに悪化します。」

彼らに共通しているのは明確な点です。

暑くない環境、

例えば涼しい会議室の中でも、緊張感が高まるだけで決まって手にひどい汗をかきます

すでに薬局でドリクラーのような制汗剤を試したそうですが、

その効果は一時的だったり、皮膚刺激のために継続して使用するのが難しかったとのことです。

[注目すべき限界]

ここで、従来の治療の「壁」が露わになります。

汗腺を物理的に塞ぐ方法は、一時的に汗を減らすことはできますが、「なぜ私の体はこれほどまでに多くの汗を出すのか?」という根本的な問いには答えられません。

むしろ、手の汗を無理に止めると、背中や他の部位からさらに汗が出る「代償性多汗症」が現れる可能性があります。

これは、オーバーヒートしたCPUの熱が他の通気口から漏れ出すのと同じです。つまり、問題の原因である交感神経の亢進状態はそのままなのです。

それならば私たちは観点を変えて、オーバーヒートしたCPU、つまり私たちの体の「自律神経系」に注目すべきです。

[漢方医学の観点: 心の液は汗となる]

漢方医学では、古くから汗の問題を心と深く関連付けて解釈してきました。

『黄帝内経』は「心の津液が汗となる(心之液為汗)」と見ており、これは過度なストレスと緊張が心に熱を蓄積させ、その熱が津液を体外に押し出し汗となる現象を洞察したものです。

これが代表的な自律神経系の異常症状の一つです。

この「消えない熱」を漢方医学では「心火(しんか)」と呼び、これを冷ます体の「冷却水」を「腎水(じんすい)」と呼びます。健康な状態とは、冷たい水(水)が上昇して熱い火(火)を冷ます水昇火降(すいしょうかこう)がうまく行われている状態を指します。

多汗症は、この繊細なバランスが崩れ、炎は燃え盛り続け、冷却水は下で干上がってしまった状態を、私たちの体が送る切迫したサインです。

もしかして、あなたも汗を「取り除くべき敵」とだけ考えていませんでしたか?

[新しい質問の始まり]

さて、私たちは本当の問いを投げかけることができます。「どんな薬で汗腺を塞ごうか?」ではなく、「どうすれば私の体のオーバーヒートしたエンジンを止め、崩れた水と火のバランスを取り戻せるだろうか?」と。多汗症専門の漢方医院で治療を始めるということは、まさにこの問いに対する答えを探す旅なのです。この旅の終わりに、私たちはようやく汗から解放されることができます。

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オーダーメイド治療を。

崔然昇

崔然昇 代表院長

治りにくい病気や再発を繰り返す病気のため、複数の医療機関や診療科を経て来院される方を多く診てきました。腹痛、頭痛、動悸、めまい、不眠など、本来は異なる診療科で扱う症状が一人の方に重なって現れることもあります。それぞれの症状に薬を服用してもはっきり改善せず、不調のある状態がいつの間にか日常になっている場合もあります。このようなときは、個々の診断名だけでなく、複数の症状がどのようにつながり、ともに変化しているかを確認します。 現在最もつらい症状だけを伺っても、その経過全体を把握することは困難です。体が最初に変化した時期、病気・手術・出産を経験したとき、薬を始めたり中止したりした後にどのような変化があったかを確認します。体重、食事、睡眠の変化も振り返り、以前の治療で改善した症状と残っている症状を時系列で整理します。 検査結果、診断、これまでの治療経過は、現在の体の状態を把握するために必要な情報です。現代韓医学の臨床研究、現代医学の生理・病理研究、古典医書に蓄積された観察は、同じ体を読み解くための異なる視点です。患者さんを一つの視点に当てはめるのではなく、それぞれの視点が説明できる範囲を見極めながら、別々に扱われてきた症状と治療経過を一緒に理解する手がかりを探します。

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