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肥満治療薬 — 副作用からGLP-1、体重減少基準まで
ブログ 2026年8月7日

肥満治療薬 — 副作用からGLP-1、体重減少基準まで

崔然昇
崔然昇
代表院長

「今回は本当に薬の助けを借りてみようか?」ダイエットを決心するたびに、一度は抱く悩みですよね。診察室でも、最近話題の肥満治療剤について切り出される方が多いです。

親切な印象の医師キャラクターが診察室のデスクの前に座り、悩む患者に向かって温かく説明しようとしている様子

肥満治療剤の変遷と安全性

今私たちが接している薬物が出る前にも、肥満治療剤は常に存在していました。ただ、安全性の問題で消えていった薬がかなり多くあります。かつて使われていたシブトラミンという成分は、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めるという研究結果が出たため、2010年に市場から撤退しました。フェンフルラミンとフェンテルミンを併用する療法も、心臓弁膜症のような深刻な副作用の懸念から使用が制限されました。

過去の危険な薬物と最新のGLP-1系薬物の特徴を対比させたシンプルな比較表

このような試行錯誤を経て、最近では単純な食欲抑制を超え、代謝システムに作用する薬物が注目されています。代表的なのがGLP-1受容体作動薬系です。私たちの体のインクレチンホルモンを模倣して満腹感を感じさせ、血糖値を調節するメカニズムです。最近ではGLP-1だけでなく、GIP、グルカゴンまで同時に作用する三重作動薬の研究が進むほど、技術が精巧になっています。

実際の臨床で現れる減量数値

では、このような薬を使うと実際にどれくらい痩せるのでしょうか。肥満と睡眠時無呼吸症候群を伴う成人にリラグルチド 3.0mgを投与した研究があります。研究チームによると、プラセボ群と比較してリラグルチド投与群の平均体重減少率が-5.7%と、より高く現れました。

プラセボ群(Placebo)とリラグルチド投与群の体重減少率の差を示す単純な棒グラフ

ここで注目すべき点は、人によって反応が異なるということです。臨床設計でも、12週が経過した時に体重減少が3%[1]に満たない場合、用量を調節する方法が用いられます。薬を使ったからといって全員が同じように痩せるのではなく、それぞれの代謝状態によって反応速度と幅が変わるということです。

韓方から見た肥満と代謝

韓医学では、肥満を単に「たくさん食べて太った状態」とは見なしません。体の中に不要な老廃物が溜まった「痰湿(たんしつ)」状態なのか、エネルギーを燃やす力が不足している「気虚(ききょ)」状態なのか、体質的な原因から調べます。薬で食欲だけをなくすのではなく、体が自らエネルギーをうまく使える環境を作ることに集中するのです。

興味深いのは、最近の現代科学研究でも天然物抽出物の可能性が確認されている点です。クワの葉(Morus nigra L.)抽出物が、高カロリー食を摂取したマウスモデルにおいて抗肥満および抗糖尿病効果を示したという研究結果もあります。自然由来の成分が代謝に肯定的な影響を与えるという点は、韓方治療の方向性と重なる部分が多くあります。

薬物使用時に記憶しておくべき基準

肥満治療剤を検討されるなら、むやみに始めるよりも明確な基準を持ってアプローチされることをお勧めします。WHO(世界保健機関)は、GLP-1ベースの治療剤を生活習慣の改善と併行して6ヶ月以上長期的に使用できると勧告したことがあります。とはいえ、無条件に長く使えば良いというわけではありません。

薬物使用の中断および再評価が必要な基準をチェックリスト形式で明確に提示

専門家が提示する再評価基準が一つあります。副作用なく上げられる最高用量でも体重が5%以上減らなければ、その薬を使い続けるか再考しなければなりません。このような場合は、薬を中断するか別の戦略を探す方が健康にとって有益だからです。

今日から実践する健康的な減量法

薬物はあくまで補助手段です。薬だけに頼ると、やめた瞬間に元に戻ろうとする「リバウンド現象」を避けるのが困難です。私が診察室で常に強調している実践ポイントをいくつかまとめます。

キャラクターが食卓で野菜 → タンパク質 → 炭水化物の順に食べ物を食べる過程を1, 2, 3段階で見せるシーケンス

食事の順番から変えてみてください。食物繊維が豊富な野菜を先に食べ、タンパク質、炭水化物の順に移れば、血糖値スパイクを防いで満腹感が持続します。軽い散歩でも良いので、毎日決まった時間に体を動かす習慣もつけてください。代謝能力が上がってこそ、薬の助けなしに維持できる体になります。

自分に合った方法を見つける

肥満治療剤は確かに強力な道具ですが、自分の体状態を考慮しない選択は、かえって毒になることもあります。誰かに効果があったからといって、自分にとっても正解とは限りません。自分の体質が何であるか、今の代謝状態はどうであるか、専門家と十分に相談して決定されることを願います。

医師キャラクターが明るく笑いながら親指を立てており、横に白鹿感肥錠(Baekrok Gambi-jung tablet)の製品パッケージが小さく配置された様子

無理な減量よりも、自分の体が耐えられる速度で健康的に減らしていくことが、結局は一番の近道です。昨日よりも少し軽い体と心を探す過程が、ストレスにならないことを願っています。

一人でのダイエットに途方に暮れている方や、自分の体質に合った体系的な管理が必要な方は、白鹿感肥錠(Baekrok Gambi-jung tablet)プログラムをぜひお試しください。より効果的で健康的な結果が期待できるはずです。次に診察室でお会いした時に、どの方法が一番合っていたか、気軽にお話しください。

References

[1] Effect of liraglutide 3.0 mg in individuals with obesity and moderate or severe obstructive sleep apnea: the SCALE Sleep Apnea randomized clinical trial. (International journal of obesity (2005), 2016) — https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27005405/


参考資料

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崔然昇

崔然昇 代表院長

治りにくい病気や再発を繰り返す病気のため、複数の医療機関や診療科を経て来院される方を多く診てきました。腹痛、頭痛、動悸、めまい、不眠など、本来は異なる診療科で扱う症状が一人の方に重なって現れることもあります。それぞれの症状に薬を服用してもはっきり改善せず、不調のある状態がいつの間にか日常になっている場合もあります。このようなときは、個々の診断名だけでなく、複数の症状がどのようにつながり、ともに変化しているかを確認します。 現在最もつらい症状だけを伺っても、その経過全体を把握することは困難です。体が最初に変化した時期、病気・手術・出産を経験したとき、薬を始めたり中止したりした後にどのような変化があったかを確認します。体重、食事、睡眠の変化も振り返り、以前の治療で改善した症状と残っている症状を時系列で整理します。 検査結果、診断、これまでの治療経過は、現在の体の状態を把握するために必要な情報です。現代韓医学の臨床研究、現代医学の生理・病理研究、古典医書に蓄積された観察は、同じ体を読み解くための異なる視点です。患者さんを一つの視点に当てはめるのではなく、それぞれの視点が説明できる範囲を見極めながら、別々に扱われてきた症状と治療経過を一緒に理解する手がかりを探します。

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